株式会社ケップル(本社:東京都渋谷区、代表取締役:神先孝裕、以下「ケップル」)は、ケップルの投資専門子会社である株式会社ケップルキャピタルがファンド運営者となり、RPAホールディングス株式会社(以下、RPAホールディングス)を出資者とする「ケップルDX1号投資事業有限責任組合(以下、DXファンド)」を設立し、投資活動を開始いたしました。出資約束金額は15億円となります。DXファンドはオープンイノベーション・CVC運営支援の一つの形であり、ケップルはオープンイノベーションに取り組む事業会社の皆様のご要望に応じた運営体制づくりをサポートしてまいります。設立の背景ケップルは、スタートアップメディア「KEPPLE」や、スタートアップデータベース「KEPPLE DB」、未上場株式管理ツール「FUNDBOARD」等を運営。また、ファンド決算業務の受託やCVC立ち上げ支援、スタートアップ企業の株価算定など、幅広いサービスを提供し、スタートアップ投資家の皆さまのニーズに向き合ってまいりました。ケップルには日々、事業会社の方々からオープンイノベーション推進についてのご相談が寄せられております。このたびのDXファンドにつきましても、そのような課題を解決すべく、設立に至りました。スタートアップとの協業や投資経験がない事業会社を、ケップルのノウハウとネットワークを活用して後押しすることで、新規事業開発の加速を支援できると考えています。DXファンドについてDXファンドでは、資金需要旺盛なスタートアップ企業への投資を通じて、DXの文脈で産業発展に貢献していくことを目的とし、積極的な投資活動を行ってまいります。また、これまでケップルが培ったIPO支援機関や大手事業法人などとのネットワークを活用し、投資先企業の企業価値向上へ貢献したいと考えています。併せて、RPAホールディングスから、投資先企業に対する高生産性(国内平均ROE:5.5%<米国平均11.9%)の実現を目的とした多様なDX支援メニューの提供も予定しております。具体的には、RPAホールディングスのグループ企業である、オープンアソシエイツ株式会社が提供するバックオフィス業務自動化クラウドサービス「RoboRoboシリーズ」の投資先への無償提供や、株式会社セグメントによるマーケティング領域における戦略立案・実行支援のコンサルティングサービスの提供などを予定しております。「RoboRobo」については、スタートアップ企業が事業開発に集中できる環境を強化できるよう、ノンコア業務の軽減、生産性の高い筋肉質な組織の実現を支援していきます。DXファンドへのお問い合わせURL:https://kepplecp.co.jp/contactDXファンド概要組合名称:ケップルDX1号投資事業有限責任組合存続期間:2022年3月から10年間出資約束金額:15億円GP:株式会社ケップルキャピタルLP:RPAホールディングス株式会社ケップルキャピタル概要社名:株式会社ケップルキャピタル(株式会社ケップル100%出資)設立:2022年1月所在地:東京都渋谷区代表者:神先 孝裕URL:https://kepplecp.co.jp/RPAホールディングス概要社名:RPAホールディングス株式会社設立:2000年4月所在地:東京都港区代表者:高橋 知道URL:https://rpa-holdings.com/投資先情報すでに下記4社への投資を行っており、今後も積極的な投資活動を展開してまいります。株式会社マイシェルパ本社:大阪市中央区代表者:松本良平(精神科専門医)事業内容:精神科医が作るオンラインカウンセリングプラットフォームの運営URL:https://kokoronokenko.jp/ギグセールス株式会社本社:東京都渋谷区代表者:小林 竜大、福山 敦士事業内容BtoBセールス支援事業セールステック事業URL:https://gig-sales.tokyo/株式会社Liberaware本社:千葉県千葉市代表者:閔 弘圭事業内容産業分野に特化した非GPS型小型ドローンの開発loT技術・人工知能を活用したシステム開発映像加工・編集サービス(距離計測、異常検知等)URL:https://liberaware.co.jp/メディフォン株式会社本社:東京都港区代表者:澤田 真弓事業内容医療通訳事業健康管理SaaS事業その他関連事業URL:https://mediphone.jp/関係者の略歴長谷尾 勲1996年福岡銀行入行。投資部門責任者として、ソーシング、投資実行、PMI、出口などフロント業務のみならず、投資家からの資金調達、IRも担当。2016年からはFFGベンチャービジネスパートナーズの立ち上げ、ファンド設立、投資案件の積み上げなどベンチャーキャピタリストとして、多くのスタートアップへの投資やVCとのネットワークを構築。2019 年にケップルへジョイン。2021 年6月より執行役員CSOに就任。ファンド運営支援、コンサルティング業務、ベンチャーキャピタル業務に従事するプロフェッショナルグループを管掌。ファンドマネージャーとしてファンド運営に携わる。神先 孝裕2009年、公認会計士試験合格後、あずさ監査法人に入所。2013年にケップル会計事務所を創業。2015年に株式会社ケップルを設立。未上場株式管理SaaS「FUNDBOARD」の開発を開始、その後日経新聞と資本提携し、スタートアップデータベース「KEPPLE DB」を共同開発。2018年には、ケップルアフリカベンチャーズを設立し、現地で投資を開始。2020年は世界のVCの中で最もアフリカで投資を行ったVCとして各メディアで取り上げられる。「イノベーションを促進するグローバルプラットフォームとなる」というビジョンの実現に向けて、グローバルでスタートアップと投資家への支援の輪を拡大させるべく、日々事業に向き合う。株式会社ケップルについてケップルは、「Create New Industries(世界に新たな産業を)」をミッションに掲げ、スタートアップエコシステムの発展に貢献するための様々な事業を展開しています。代表的なものとして、スタートアップエコシステムを可視化するスタートアップメディア「KEPPLE」や、イノベーションを促進するためのスタートアップデータベース「KEPPLE DB」、VC・事業会社向けの未上場株式管理ツール「FUNDBOARD」等を運営。また、ファンド決算業務の受託やCVC立ち上げ支援、スタートアップ企業の株価算定など幅広いサービスを提供しています。今後はさらに、世界中のスタートアップ・投資家へと支援を広げてまいります。